先日、患者様の処置の検討相談で、JIADSというスタディーグループへ足を運びました。
JIADSとは、The Japan Institute for Advanced Dental Studiesの略で、米国・ボストンのIADSの姉妹組織として設立・運営されている卒後研修団体です。IADSは、Dr.Nevinsが主宰するぺリオと補綴のスペシャリストのための研修期間であり、ぺリオと補綴はもちろんインプラントの臨床研究と教育において、全米のリーダーシップをとっている組織です
骨欠損が多い患者様のインプラントと骨造成を同時に行う処置の相談に
新しいシステムのアイキャットを持って、CT上で相談をしてきました。
今は技術が進歩してインプラントの埋入方向や角度深さが精密に審査できて
その位置で確実に埋入出来るガイドもあるのでより確実に診断ができるようになりました。
JIADSの講師の佐々木先生と松井先生に相談をしていたのですが、
その際、JIADSでもトップで臨床歯周病界ではトップの小野先生もいらしてくださって、
一緒にいろいろな話をさせていただきました。
小野先生は、講演会などを開くと何百人もの方が講演を受けに来るほどの
素晴らしい先生です。
治療に対する考え方や症例の進め方、患者様にいかによりよい口腔内環境になっていただくかなど
指導していただいて、より今の技術を向上させていかなければならないと
改めて感じることができました。
今後、難しい骨造成のケースを先生方と一緒に話し合い、
オペを行って、より患者さまに良い状態を還元できれば、いいなと思っています。
一番大事なことはいかに安全に確実に処置を行えるかということなので
難症例にはスペシャリストとともに処置を行うことも重要だと思います。
と、ともに自分自身の技術の向上も今後行っていかなければならないと
感じました。
吉田 雅幸