印象
「印象」とは歯型を採ることを言います。
採った歯型に石膏という固い石みたいなものを流して模型が出来上がります。
歯型を採った状態(写真は別のものです)
これを技工士さんに渡して詰め物・被せ物を作成します。
ここが上手くいかないと精度の高いものができないので、緊張の一瞬です。
矢印の黒い部分は歯と歯茎の間に直径約0.4mmの糸が入ってます。
これを入れることによって被せるラインが明瞭化されます。
矢印の部分が糸のところまで流れた印象材のところです。
上の白と赤のキャップは個歯トレーと言います。
歯型を採る本数が多い時に用います。
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実際に採った状態です。
矢印のところが被せ物の設定ラインです。しっかり採ることができました。
このように少しでも正確に印象が行えるようにひと工夫加えています。
ゴシックアーチ
「ゴシックアーチ」とは顎(アゴ)の適正な移動区域・位置を探す診査法のことです。
≪咬む≫ということは健全な歯があるだけでなく、顎を動かす関節が適正に動いて初めて正常に機能します。
例えば歯が複数に渡って欠損している場合、その期間が長ければ長いほど顎関節に異常な運動癖が残っています。
そのような症例は仮歯を使って適正な咬み合わせを模索し、確認・診査していきます。
その時必要なのがこの「ゴシックアーチ」です。
装置です。矢印の部分が咬み合うことで右の板に傷を付けます。
実際に装着した状態です。
この状態で好きな位置(一番楽な位置)で咬んでもらい、前後左右に『顎』を動かします。
そうすると板にこんな矢印のような形が描かれます(見やすくする為にマジックを塗っています)。
1:自分で好きな位置でカチカチ咬んでもらった点(タッピング)
2:右運動
3:左運動
4:前後運動
ここで問題なのが2と3が左右非対称であり、2の方が短くかつ4が傾いていること。どうやら左の顎関節に何かしらの制限がかかっているのではないか?ということになります。
この患者様は前後の運動が乱れていますが左右とタッピングがきっちり現れています。
まずまずの状態ですね。
このように診査を行って仮歯を調整し、再度使用していただいてまた診査という流れです。
地道な作業です。
それ程失ってしまったものを取り戻すことは難しいということですね。







