古くなった被せ物のやりかえ
こちらの前歯の被せ物は歯茎が退宿してしまったことにより適合が悪くなってしまい
また、歯と歯の間にすき間もできてしまって審美的にもすきっ歯にみえます。
このような状態のままにしておくと審美面だけの問題だけではなく、
歯茎と被せ物の隙間に汚れ(プラーク)が残りやすくなるため虫歯や歯周病の原因にもなってしまいます。
いきなり新しい被せ物を入れるのではなく最初は仮歯を入れて様子をみていきます。
また歯と歯の間のすき間をなくすために
仮歯で調整していきながら隙間をなくしていきます。
こちらの写真は仮歯の状態です。
歯と歯の間を調整したことにより隙間がなくなりました。
まだ最終的な被せ物は入っていないため完成したお写真をお見せできないのですが、
この仮歯の段階でもかなり改善されました。
歯茎のラインと仮歯の際に隙間はなく、歯と歯の間の隙間もなくなりました。
あとは歯茎に炎症が残っていないか確認し、問題なければ型取りをし、被せて完成になります。
このように被せ物の処置が終わっても、その後の管理が非常に大事になってきます。
ブラッシングがきちんとできていないと歯茎の際に汚れがたまり被せ物の中から
虫歯ができてしまったりもします。
痛みは出ていなくても年月が経っている被せ物などありましたら
一度検診で確認してみませんか?
前歯部ハイブリットレジン充填症例
35歳女性。審美障害を主訴に来院しました。
↑初診時の写真です。
左側の歯の先端に人工の詰め物が認められ、変色と形態不良が著しい状態でとても気にされていました。
審美修復する方法が何種類かありますが、今回は部分的な詰め物で治療することとしました。
↑まず型を取らせていただき模型を作製します。
模型上で理想的な形態をワックスで作ります。
↑それをシリコン(硬いゴム)で印記します。
外形を作る作業で使用します。
↑仕上がった『枠』です。
↑二回目の来院です。
古い材質を除去し、シリコンを指摘しました。
この『枠』に直接材料を盛って理想的な形態を作製します。
↑外形が仕上がったところです。
次に中身を盛って歯の色を再現していきます。
↑詰めた直後の状態です。
研磨を行い、咬み合わせもチェックしこの日は治療を終了します。
↑一週間後の状態です。
再研磨しました。
さらに艶が出てきました。
使い心地も問題なさそうです。メンテナンス頑張りましょう。
オールセラミッククラウン
セラミックインレー
詰め物の材質はいろいろありますが、保険診療で使える材質は決められています。
↑写真のような12%パラジウムという銀色の材料になります。
特徴の一つに『金属成分が溶け出しやすい』というのがります。一部歯茎の色が変色しているのが確認できると思います。
↑別角度です。おそらく溶け出した成分が歯茎に沈着したものと思われます。
誤解しないでいただきたいのが必ずこのような沈着を起こすわけではありません。
ただ成分が絶えず体の中を通るのはあまり気持ちのいいものではありません。
↑術前です。
↑術後です。これはセラミックでできた詰め物でアレルギー物質のない材料といわれています。
見た目も綺麗で耐久力も高い方です。
↑もう一症例です。
↑術後です。セラミックは『硬いけど脆い』という性質がありますが症例を選んで使用すればとても長持ちのする良い材料だと思います。 欠点としては治療費がかかりやすいというところです。
その点、保険診療は治療費を抑えることができます。
詰め物をするときは治療歯の本数や虫歯の場所、咬み合わせなどさまざまな条件を考慮しての使い分けが必要になってきます。
ご相談ください。
天然歯の再現
詰め物を作製する時は形態や色調で周りの歯と馴染ませることを目標とします。
ただ白いだけの詰め物より少しでも作り物っぽくない自然な詰め物を目指し、今回は着色の再現をしてみました。
↑ピンク色の部分が薬です。
虫歯を取り除き、これからプラスチックを詰めていきます。
↑セロハンとゴムで壁を作ります。
ここの精度が低いと詰め終わった後に段差が残り、汚れが溜まりやすくなってしまいます。
↑歯の溝の部分に着色をつけました。
わずかな量ですが形態の奥ゆき・自然観が増します。
↑別角度です。
よりリアリティーのある歯を再現できたと思います。
患者様にも喜んでいただきました。
前歯6本症例
33歳・男性・前歯部審美障害を主訴に来院されました。
↑ 不良な充填物とその周囲から新たな虫歯が多く認められました。
虫歯の位置・大きさも問題ですが、虫歯になった原因はもっと重要かもしれません。
患者様本人の管理に対する意識が低いように思われます。
↑ 術前のレントゲン写真です。
赤枠の部分に充填部物が確認できます。
見た目以上に範囲が大きいです。
↑ 一日2本ずつ治療していきました。
真ん中2本→右上2本→左上2本の順番で行っていきました。
写真一番右の歯だけは範囲が大きかったので被せ物で対応しました。
今回はハイブリッドクラウンを選択しました。
↑ すべての治療が終了したところです。
虫歯の治療を進めつつ、歯石取りとブラッシング指導を行いました。
綺麗な状態を保つためにも管理ができなければ治療が終了したことにはなりません。
これからもメンテナンスがんばってください。
根管治療のあとは・・・
根管治療後は歯を補強する意味で被せ物を作成します。
↑被せる前。
原型をとどめない位削ります。
↑被せた後(写真は仮歯になります)。
残っている歯が薄ければ補強せざるを得ませんのでこのような処置を施していきますが、保険内治療では銀色の被せ物になり大きく見た目を損なう結果となります。
白い被せ物もありますがコストがかかりやすくなってしまいます。
そこで症例は選びますが被せないで済ませることもできます。
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↑ピンク色に見えているのが根管治療を終えるときに詰める薬です。
↑充填後。
今回のように穴が小さく、咬み合わせの力がかからない所であればこのように埋めるだけで問題ないと思います。
↑別角度
審美的に天然歯を残すメリットは大きく、微妙な歯の膨らみや色のグラデーションも与えやすい方法です。
歯の状況によりできないこともあり症例は慎重に選びます。
オールセラミック症例
前歯の色調を気にして来院されました。
治療方法は色々ありますが、今回は被せることのメリットが大きかったので被せることにしました。
内部の土台をやり直し、最終的な被せ物のラインが決まったところで型採りを行います。
仕上がった被せ物です。
オールセラミックはメタルフリー(金属を使用しない)で、 セラミックのみで作られている為、色調・透明感を天然歯に限りなく近づけることができます。
口腔内に試適した状態です。
右側方面観です。
左側方面観です。
ほとんど人工物とはわからない状態になり、患者様も大変喜んでいただきました。
メンテナンスがんばりましょう。
前歯の部分矯正
差し歯が取れたことを主訴に来院されました。
大きい虫歯が認められます。
まず虫歯を除去していきます。
虫歯を除去して真上から見た写真です。
歯の量が少なくなってしまいました。これでは強度の高い被せ物を作ることができません。
健康な部分を多くする為に矯正をして歯を引っ張り出します。
葉の先端の部分を比べると動いている量が把握できます。
歯茎の根元を見てもらうと少し健康な歯が顔を見せているのが分かります。
装置をはずした状態です。
黄色の線が示すように左右の歯の大きさが対称ではではありません。
審美性を向上させたいところです。
余分な歯茎を取り除いた状態です。
治癒するまで2ヶ月くらい待ちます。
最終的な被せ物が入った状態です。歯茎のラインも整い綺麗に仕上がりました。
材質はオールセラミックを使用しています。
メンテナンス頑張っていきましょう。
バルプラスト
『バルプラスト』とは部分入れ歯の種類のひとつです。
一番の特徴は審美的に優れている点と違和感を軽減できる点です。
金属のバネが無くなり、人工の歯と歯茎だけで作られているため審美性が向上しています。
特殊な素材で作ることにより入れ歯を薄くすることができます。よって違和感が少なくなり、入れ歯自体も軽い仕上がりになります。
金属を一切使用しないためアレルギーの心配がありません。
唯一の欠点は保険適応外のため治療費が高額になることです。
上の写真は保険内の部分入れ歯です。
赤丸が入れ歯を固定する金属のバネです。赤矢印はバネとバネをつなぐ金属のバーです。
入れ歯自体のサイズも大きくなり慣れるまでに時間がかかることが多いです。
バルプラストを使用した実際の症例です。
青枠に囲まれたBr(ブリッジ)部分が虫歯により再治療することとなりました。
青線は骨の位置を示しています。だいぶ根っこのほうにラインが下がってしまっています。
もう一度Brをするにはやや少ない骨の量です。
患者様と相談の結果、今回は部分入れ歯で歯を作ることになりました。
型採りを行います。
バルプラスト自体は二回で入りますが、その後の調整が必要なので快適に使えるにはもう少し回数はかかります。
装着後の状態です。
違和感も少なく快適に使用していただいています。
メンテナンス頑張りましょう。
ガイドを使用したプラスチック(レジン)充填
向かって右側の歯の先端が変色しています。
20年前に詰めたプラスチックだそうです。
外観を損ねている原因として・・・
1:色が部分的に違う
2:左右の歯の大きさが非対称
と言ったところでしょうか。
このような問題点を改善しつつ、プラスチックを再充填する事としました。
今回はより確実な形態を得る為に、次のような方法を行いました。
まず模型を作製し、模型上で理想的な歯の大きさ・形態を確認します。
咬みあわせ等問題なければ『シリコンパテ(粘土→硬化するとゴム)』で模型の形態を記録します。
これが実際詰める時の『ガイド(理想的な形態の基準)』となります。
古い詰め物と虫歯を全て取り除いた状態です。
先ほど作っておいた『ガイド』を歯の裏側から当てて、流れの良いプラスチックを固めて外形を作ったところです。
仕上げとして内部の色を確認しながら充填していきます。
充填と研磨が終了したところです。
今回は3色のプラスチックを選択しました。
色調と形態の両方を改善し、元の天然の状態に近づけられたと思います。
歯の形態
歯は大きさや形態によって大きく印象が変わります。
下の写真をご覧ください。
右側の被せ物の根元が黒くなっています。
左側の歯が欠けた状態で右の被せ物が作成されている為、形態に不自然さがあります。
そんな審美的な部分を改善した症例です。
まず右側の歯を仮歯にします。
根元の黒い部分の原因は虫歯が少しと大部分が土台に金属を使用したことと思われます。
(過去の『歯肉の変色』『メタルコアとファイバーコア』参照)
ファイバーコアをお勧めしましたが患者様の要望で土台はこのままにしました。
左側のかけていた部分にプラスチック(レジン)を理想的な形態を模索しつつ積み上げていきました。
それに合わせて右側の仮歯も形態修正しました。
だいぶ最終的なイメージが出来上がってきました。
いきなり歯が長くなったように感じるのでしばらく使用していただき、舌感・発音・唇に当たる感じ等
問題ないことを確認しました。
最終的な被せ物です。
左右の歯の長さを考慮し、少しだけ被せ物の長さを調整しました。
色も形態も自然な仕上がりになったと思います。
お手入れ一緒に頑張りましょう。
歯肉の変色
審美障害を主訴に来院されました。
問題点として歯の色の調和が得られていない・古くなった詰め物・歯肉(歯茎)の黒色が挙げられます。
黒くなった 歯肉の原因は被せ物と土台で使用した金属が歯肉に透過したことが考えられます。
歯肉の色を大変気にされていたので今回は金属をまったく使わない「メタルフリー」で治療を行うことにしました。
右上1番目の歯を咬む面から見た状態です。
根っこが黒く変色しているのが判ります。これは長年使用していた金属の成分が歯に溶け出してしまったからです。
これも歯茎を黒くする原因なので漂白で改善することにしました。
漂白後です。
注目は歯肉の色です。健康的なピンク色に戻りました。
わずかに黒い部分が残っていますが、これ以上の変化は得られないと判断しました。
土台を装着した状態です。
ファイバーコアと言ってグラスファイバーの繊維にプラスチックを巻きつけた土台です。
最終的な被せ物は金属をまったく使わないオールセラミックで作製しました。
歯の色の調和・形態の対称性・歯肉の色調改善すべてが整ったと思います。
自然な仕上がりです。患者様にも満足していただきました。
プラスチック(レジン)+Gold In(ゴールドインレー)
虫歯の治療と言ってもさまざまな方法があります
今回はプラスチック(レジン)とGold In(ゴールドインレー)について解説したいと思います。
矢印の部分に茶色い虫歯が確認できます。
成人を過ぎると歯と歯の間が虫歯の好発部位となります。
はっきり行って見つけずらいです。
削り終わった状態です。
隣の歯も虫歯になっていました。
矢印の部分は大きさにして0.5mmくらいでしょうか。
削った部分だけ審美的に修復するにはプラスチック(レジン)しか方法はありません。
この材料は元々サラサラな状態ですが特殊な光を当てると固まります。
気泡が入らないように静かに材料を流し固めます。
虫歯は3次元的に複雑な形で進行していきますが、プラスチックは削ったその部分のみに流す事が可能です。
段差を作らないように研磨には注意が必要です。
必要最小限の切削量で治療が済んだと思います。
ひとつ後ろの歯にはGold In(ゴールドインレー18K)を選択しました。
1:精度が高い
2:歯とほとんど同じ硬さの為、咬み合う反対側の歯を傷つけたりしません
3:劣化しにくい(長持ち)
などの理由から有益な材料なのですが、色が良くないんです。
上の奥歯など見えない場所にはより最適な材料と言えるでしょう。
漂白+プラスチック(レジン)充填
前歯部の審美障害を主訴に来院されました。
神経の処置をすると透明感がなくなり、茶色っぽく変色を起こしていきます。
古くなったプラスチックの詰め物も審美性を阻害しています。
初診時の状態です。
初診時のレントゲン写真です。 白く写っているのが根っこのお薬ですが根の先に異常は見られないので再根管治療の必要はなさそうですね。
まず色を改善しました。薬剤を使って歯を漂白します。もちろん歯の色調の改善も見られますが、注目は歯肉(歯茎)。
術前に比べて黒っぽさが取れてきました。歯が漂白されたことにより、歯肉に透過していた歯の黒さが無くなった為と考えられます。
漂白が終わったとこで古いプラスチックを除去し、再充填していきます。
以前の詰め物より自然な形態・色調をできる限り再現しました。
ナチュラルに仕上がったと思います。
漂白は経年的に色の後戻りを起こします。
そのため色が気になり始めたら再漂白を行い、色の調整を行う必要があります。
ラミネート
ラミネートとはセラミックでできた付け爪のようなものです。
特徴としては歯質の削除量が少なく保存的に治療が行えることと、セラミックなので 審美的に綺麗だということです。
それでは実際の症例を見てみましょう。
初診時の状態を模型にしたところです。上の右から2番目の歯の表面がざらついているのがわかります。
原因は歯の形成時期に何らかの影響を受けてしまった為と考えられます。
審美的な改善を希望されて来院されました。
矢印の部分は虫歯の為削らしてもらいました。
表面は約0.5mm程の削除を行ったのみです。
左側の被せ物も劣化が著しかった為、再製することにしました。
左右の歯の大きさを比べていただくと如何に削除量が少ないかが判っていただけると思います。
矢印の舌側はまったく触っていません。たったこれだけと思うかもしれませんが歯質を残せるというのは大きなメリットです(凍みる・痛むなどの症状が出にくい)。
セットした状態です。
必要最小限の削除量で審美的に仕上げることができ、患者様にも喜んでいただきました。
術後2年経過した状態です。順調ですね。
これからも慎重に経過を追っていきたいと思います。
空隙歯列
空隙歯列とは「隙間のある歯並び」のことです。
虫歯や歯周病によって歯が喪失してしまったり、先天的に歯が無かったり原因は色々です。
今回の症例は先天的に歯の本数が足りなく、隙間が一歯にも満たない小さな隙間しかありませんでした。
そんな空隙歯列を改善した症例です。
それでは実際の症例を見てみましょう。
下の歯の真ん中から数えて2番目が先天的に欠如していました。
模型上にて真ん中4本の歯を少し大きめに作製すれば審美的な部分は改善されることが分かりました。
どのように再現していくかというと被せ物・ラミネート(付け爪みたいなセラミック)・レジン(プラスチック)充填と3つの治療法の選択肢があります。
矢印の歯に注目してください。
頭の形が違います。これは正面から見て右より左の歯ほうが強く力を受けて削れてしまっているということです。
この事から被せ物やラミネートでは破損の危険性があり、あまり向いていないということが考えられます。
今回は隙間だけを埋めるようにプラスチックを盛ることにしました。
治療直後の写真です。
まったく歯を削らずに接着剤とプラスチックだけで修復しました。材質的な安定性はあまり高くないので古くなったらやり直しましょうとお話してあります。
印象はだいぶ違います。隙間(黒い影)が無くなるだけでグッと自然感がまします。
今回はプラスチックを選択しましたが、歯並び・咬みあわせ・虫歯の状態・歯周病など考慮したうえで治療方法を選択していきます。
オベイトポンティック
ブリッジとは欠損した歯を補うように被せ物で橋渡しをすることです。
一部白い部分は歯が無くポンティックと言います。この部分の直下は汚れが溜まりやすいとこです。
オベイトポンティックとはこの部分を特殊な形態にし汚れが溜まりにくくすることです。
では実際の症例を見てみましょう。
残念ながら真ん中の歯が虫歯で無くなってしまい、抜歯後3ヶ月経過したところです。
このままブリッジにしてもいいのですが凸凹した歯茎に物が溜まりやすくなってしまいます。
仮歯の基底面(膨らんでいるところ)を少しずつ材料を盛り足し研磨してつるつるの状態にします。
調整後の歯茎です。汚れがほとんど見当たりません。昔は汚れが詰まっても取れ易いように隙間を大きく開けていましたが逆転の発想ですね。強く圧迫することで隙間をほぼ無くします。
周りの健康な歯茎と同じ色をしていることから炎症などが起きていないことがわかります。
仮歯の形を最終的なブリッジに反映させます。
セットした状態です。
もうひとつの利点として実際に歯が萌出している様に見えることで審美的に優れているところです。
デメリットとしては使える材料がセラミックに限定されるので治療費が高額になること・歯茎の量が少ないと増やすような前処置も必要になってくることです。
同じブリッジでも審美性・清掃性に優れた方法と言えるでしょう。
漂白
歯が変色する原因にはいろいろあります。
虫歯・着色・幼少期の薬剤多量摂取などがあげられますが、中でもよく見られるのが神経の処置を終えた歯の変色です。神経がなくなると栄養が行かなくなり瑞々しさが失われます。
そんな歯に対して薬を使って色の白さを取り戻すことができます。
では実際の症例を見てみましょう。
初診時の状態です。
レントゲン写真です。根っこの周りが歪な形をしています。このような状態を外部吸収といいます。外傷などでぶつけた歯に見られます。
このような歯はあまり予後がよくありませんが患者様の希望もあり残すことにしました。
虫歯を取りきり、根っこの処置が終わったとこです。
まだ色の変色が見受けられます。
ここから漂白の薬を使います。
最終的な状態です。万能ではないのが漂白は必ず後戻りをするので色が気になったらまた漂白をしなければなりません。
被せ物をする為に歯をたくさん削るのではなく自分の歯を使えるところが一番のメリットだと思います。
とても喜んでいただきました。
オールセラミッククラウン
オールセラミッククラウンは一切金属を使用しません。
より透明感の高い天然歯に近い色調になります。
メリットは天然歯に近い透明感・歯肉が黒く透けない・デメリットは治療費が高額・実績が高くないところです。
では実際の症例です。
すでに根の治療は終わり、土台も入って型をとるだけという状態です。
黒く線で見えるのが歯と歯茎の間に入れた太さ0.3mmほどの糸です。
これを入れることでより精度を高い被せ物を作ることができます。
大事な工程です。
最終的な被せ物です。自然な仕上がりです。
歯肉の色もほぼ自然な状態です。
患者さんにも喜んでいただきました。
MBクラウン(被せ物)
MBとはメタルボンドといって金属にセラミックを接着させるという意味です。
この方法は歴史が長く前歯・奥歯場所を問わず使えることから実用性は非常に高いです。
メリットは実績十分・色が綺麗・適応症例が多いなどです。デメリットは治療費が高額・歯肉がわずかに黒く透けるといったところでしょうか。
では実際の症例を見ていただきましょう。今日は前歯の症例です。
真ん中2本が仮歯になっています。基本的な虫歯治療・根っこの治療・歯茎の治療が終わりあとは最終的な被せ物を入れるだけという状態です。
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仮歯を外した状態です。歯肉の色も健康的なピンク色です。
被せ物との境目が露出しないように歯肉のラインから約0.5mmくらい歯を削り込みます。
仕上がった被せ物です。精度も色調も技工士さんが上手に作ってくれました。
歯肉が隣の健康なピンク色に比べて暗い感じになっています。これはセラミックの中にある金属が透過した為でデメリットの「黒く透ける」という部分です。これを改善する為にオールセラミックという金属を全く使わない方法があります。
その方法についてはまた後日ご紹介したいと思います。
ハイブリット・インレー(詰め物)とクラウン(被せ物)
このホームページの「治療費について」のところにも紹介はありますが
今日はハイブリットという材料の実際の症例を見ていただこうと思います。
上の状態は型を取る時の写真です。白く見えているのが虫歯を削ったあとに詰める薬です。
右から2番目の歯の大きさが小さいですがここだけ被せ物になります。
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セットした写真です。色は問題なく周りの歯に同調させられたと思います。被せ物に金属のノブが見えていますが後で綺麗に研磨してはずします。
横から見たアングルです。左から2番目が被せ物のところです。綺麗に仕上がったと思います。
色に関しては技工士さん(実際に詰め物などを作る人)の技術が大きく左右します。
ハイブリットの特徴は色は綺麗ですが材質的に不安定です。口の中は高温多湿なのでどんな材料でも劣化してきます。
なのでこの材料は「5年から7年にもう一回作り変える気持ちでいてください」と患者様には説明さしていただいてます。もちろんすべてのケースが該当するわけではなく、状態がよければそのまま継続して使っていただいて問題ありません。

























